2.継続教育単位の取得方法
継続教育単位を取得するには、以下の5つの方法があり、組み合わせて単位を取得することができます。
なお、資格更新要件として認められる継続教育単位には以下の(2)~(4)のように、上限が設けられているものがありますので、ご留意ください。
(1)研修の受講
以下の研修等を受講修了することで、継続教育単位を取得することができます。
(2)執筆
FPとして行った執筆活動において、以下の3つの要件を満たしたものは、継続教育単位として申請することができます。
また、単位取得証明書類として、執筆した刊行物等を刊行された日から3年間保管をお願いいたします。
<要件>全て満たす必要があります
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①
その執筆の内容が、協会が定める「FP学習ガイド」に定める課目のいずれかに該当するもの
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②
その執筆物が、刊行物として広く公に公表されたものであること
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③
その執筆物が、ファイナンシャル・プランナーの職業能力の向上やファイナンシャル・プランニングの社会への普及に貢献するものであると協会が認めたもの。
有効単位数の上限
資格更新するにあたり、認められる「執筆」での継続教育単位数は、CFP®認定者は最大15単位まで、AFP認定者は最大7.5単位までです。
単位数の換算方法
「執筆」における単位数の換算は、その執筆物の文字数を基準に概ね1,000字につき1単位とし、その執筆物が刊行された日に取得した単位とすることができます。
ただし、継続教育単位として該当するかどうかは、各認定者の資格更新手続時に審査を行うこととなっており、事前のお問い合わせには回答いたしかねますのでご了承ください。
◇継続教育単位として認める例としては、次のようなものがあります。
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(ア)
協会の認定するAFP認定研修のテキスト類の執筆
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(イ)
協会の認定するCFP®受験対策講座のテキスト類の執筆
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(ウ)
協会の認定する継続教育研修(事前承認講座)のテキスト類の執筆
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(エ)
専門誌・専門紙への執筆・寄稿
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(オ)
新聞・一般誌への執筆・寄稿
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(カ)
刊行された書籍・テキスト類の執筆
(3)講師
FPとして行った講師活動において、以下の3つの要件を満たしたものは、継続教育単位として申請することができます。
また、単位取得の証明書類を講義を終了した日から3年間保管をお願いいたします。
<要件>全て満たす必要があります
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①
その講義の内容が、協会が定める「FP学習ガイド」に定める課目のいずれかに該当するもの
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②
その講義等の実施機関について、協会が審査し、認めたもの
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③
ファイナンシャル・プランナーの職業能力の向上やファイナンシャル・プランニングの社会への普及に貢献するものであると協会が認めたもの
有効単位数の上限
資格更新するにあたり、認められる「講師」での継続教育単位数は、CFP®認定者は最大15単位まで、AFP認定者は最大7.5単位までです。
単位数の換算方法
「講師」における単位数の換算は、その講義等を行った時間を基準に1時間につき1単位として計算し、その講義等の終了した日に取得した単位とすることができます。
ただし、継続教育単位として該当するかどうかは、各認定者の資格更新手続時に審査を行うこととなっており、事前のお問い合わせにはご回答いたしかねますのでご了承ください。
◇継続教育単位として認める例としては、次のようなものがあります。
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(ア)
協会(本部・ブロック・支部)が主催するセミナーの講師
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(イ)
協会に登録するスタディ・グループ(SG)の学習会における講師
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(ウ)
協会のブロック・支部フォーラム等の相談員業務
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(エ)
協会の認定するAFP認定研修の講師
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(オ)
協会の認定するCFP®試験対策講座の講師
(4)協会が承認した「スタディ・グループ(SG)」における勉強会
スタディ・グループ(SG)とは、FPに関連する分野について、継続的かつ定期的に勉強会を開催する協会が承認したグループです。協会承認のSGは、協会ホームページの「各支部のホームページ」、『FPジャーナル』の「スタディ・グループ(SG)ニュース」等で調べることができます。
また、単位取得証明書類をSGでの勉強会を実施した日から3年間保管いただく必要があります。
有効単位数の上限
資格更新するにあたり、認められる「SGにおける勉強会」での継続教育単位数は、CFP®認定者は最大15単位まで、AFP認定者は最大7.5単位までです。
単位数の換算方法
SGでの勉強会における単位数の換算は、1時間につき1単位として申請することができます。
(5)その他
以下の内容でも、継続教育単位を取得できます。
- CFP®資格審査試験(平成25年第1回試験以降)において、1課目合格につき当該課目の合格日をもって、7.5単位(当該課目)取得することができます(AFP認定者のみ)。
- CFP®資格審査試験において、全6課目に合格した日をもってAFP資格の更新要件を満たすことができます(AFP認定者のみ)。