金融経済教育推進会議について

 「金融経済教育推進会議」は、国民の金融リテラシー向上のための具体化・体系化を検討するとともに、構成団体が教育・知識の普及活動の充実を図るための体制整備を目的に2013年6月に金融広報中央委員会に事務局が設置されました(2024年8月より金融経済教育推進機構が事務局を承継)。当協会は、2013年6月より委員団体として参加しています。
 同会議では、金融庁金融研究センターが設置した「金融経済教育研究会」によって報告・公表された「最低限身に付けるべき金融リテラシー」を年齢層別に、体系的かつ具体的に記した「金融リテラシー・マップ(以下、マップという)」を策定・公表しています。
 また、次の大学連携講座は、同会議における取り組みの一つです。

知るぽると

金融経済教育推進会議に関する詳細は、金融経済教育推進機構(J-FLEC)サイトでご覧いただけます。

大学連携講座について

 前述の「マップ」の内容を踏まえた大学生向けの金融リテラシー教育を試行的に実践するために、2014年より金融経済教育推進会議を構成する関係官庁、団体が連携し連携講座(大学における1講座・15コマ(2単位相当)を想定した講義)を実施しています。
 当協会も委員団体として全講義のうち、「ライフプランを描く」をテーマとする講義を担当し、講師であるCFP®認定者若しくはAFP認定者を派遣しています。
 内容はライフプランの作成とその見直しの指導がメインとなっており、ライフプランニングの重要性を伝えるとともに、学生にとってはキャッシュフロー表の作成を通じて人生における収入と支出のシミュレーションを経験する機会となっています。

大学連携講座 授業の様子

  • 大学連携講座1
  • 大学連携講座2

受講者の声

  • 今後のライフプランでどのくらいのお金がかかるかを知り、貯蓄の重要性が分かった。
  • 生まれてから大学まで多額の教育費等がかかっていることを知り、両親への感謝の気持ちが増した。
  • 「知らない」ということは、人生を大きく変えてしまうことだと思った。疑問に思った時にはきちんと調べていこうと思った。
  • 将来のために今のうちからキャッシュフロー表を真面目に考えて作ったり、老後資金のことも視野に入れたりしておかないといけないと感じた。
  • 自分の人生は楽観的に見がちなので、もっと現実的に計画を立ててみようと感じた。
  • 今後の人生について漠然と就職して過ごしていくのではなく、少なくとも10年後、20年度を見越したライフプランを立て、それに見合った行動をしていこうと思うようになった。
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